Kyoto 一晴画廊 ICHIHARU GALLERY Blog

京都・御所南 一晴画廊(企画) 展覧会、国内外で活躍するアーティストの作品情報などをお届けしています。 〒604−0951京都市中京区晴明町660(二条通り富小路西入る南側) 075−212−3484 080-5714-3753   info@ichiharugallery.com   http://ichiharugallery.com

木島温夫様ごあいさつ/「日本画家木島櫻谷 夭折の弟 木島桃村展」

会場内に設置しております、木島様のご挨拶文を紹介させていただきます。

御挨拶

昨秋の木島桜谷展には、足をお運びいただきありがとうございました。ご鑑賞いただいた多くの方から弟(桃村)の事を聞かれ、あれだけの画(桃村が22歳で亡くなるときに兄桜谷と合作の形で描いた「一夜の夢」)を描く若者の他の画を見たいという方が多くおられました。そのこともあり今回、画家さんたちの手作りの様な形で、ささやかな桃村の展示会を開催することにいたしました。

 桃村は本名を木島米三郎と言い、私の祖父の末弟です。145歳から図案を制作し、たびたび賞を取るようになっていましたが、20歳前後に日本画家の菊池芳文塾に入り、日本画家としての歩みをはじめ、桜谷の弟でありまた良きライバルとしてやっと展覧会にも入選するようになった矢先、22歳で亡くなりました。

桃村が早逝したこともあり、世間では全く知られないまま110年を過ぎましたが、桜谷展がきっかけでこのような展示会を持つことができたことを大変うれしく思っております。

 京都では多くの家庭で画を眺め季節を楽しむ一時を持たれていたと思います。今回、木島の縁者でもあります名和野家の町家画廊(一晴画廊)で、ゆっくりと町家を楽しみながら桃村の画業を皆様に見て頂ければと思っております。

 最後になりましたが、この展示会に多大なご協力をいただいた桜谷文庫理事長門田理氏、泉屋博古館実方葉子氏、諸先生方に心から御礼申し上げます。

                        木島温夫

「木島櫻谷 夭折の弟 木島桃村展」
一晴画廊
2014年5月3日(土)〜5月25日(日)
12時〜18時(日・祝祭日は17時まで)
毎月曜休廊
〒604-0951京都市中京区晴明町660(二条通富小路西南側)075-212-3484 080-5714-3753 info@ichiharugallery.com http://ichiharugallery.com/

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 木島桃村写生帖より 明治33年