Kyoto 一晴画廊 ICHIHARU GALLERY art director Marisa Miya Blog

京都の御所南の町家で画廊を営む一晴画廊(いちはるがろう・企画)アート・ディレクターでありアーティストの宮毬紗のブログです。展覧会、国内外で活躍するアーティストの作品情報などをお届けしています。 〒604−0951京都市中京区晴明町660(二条通り富小路西入る南側) 075−212−3484 080-5714-3753   info@ichiharugallery.com   http://ichiharugallery.com

もう一度、木島桃村/美術フォーラム21の31号に資料が掲載されます

 

6月に美術フォーラム21の31号が発売になります。

30号では、木島桃村の生涯について書かせていただきました。

6月発売の31号では、桃村さんの資料から、現代の日本画教育を考える…というような内容になっています。

美術フォーラム21 第30号 特集:現代美術の歴史学――戦後の日本

美術フォーラム21 第30号 特集:現代美術の歴史学――戦後の日本

 

いまは編集長、編集の方々に、本当にお世話になりながら、原稿のチェックを繰り返しています。

大好きな桃村さんを、多くの方に知っていただけたのは、すべては周りのお陰様であり、快く力を貸していただいた結果なのだと、つくづく感謝しています…。

多くの画家が、生前は活躍していても、亡くなった後は次第に歴史から消えていくなかで、こうして再び皆さまに、ほとんどの作品をご覧いただける奇跡に、心が震えます

木島家の皆さまが、これまでに多くの徳を積んでこられた結果でしょう。

その機会を授けていただいたことにも、深く感謝いたしております。

ひとりの画家を「この世に甦らせたい!」と強く願い、過去から現在の光のなかへ招くには、膨大なエネルギーが必要でした。

そのバランスをとるような、人知を超えた出来事も起こりました。

よく「木島三兄弟や、秀太郎、はなさんたちが、上手くいくように、あの世でアレコレ操作してるんちがう?」と、みなで不思議がっていました(笑)。

日本画の神様が与えてくださった仕事だと思い、「やれるか、やれないかなんて、考えてる場合やないわ!」と必死でしたが、たとえ過去の人であっても、「この画家を世に出さなあかん!」と信じた画家と、画廊を作り始めた、非常に大切な時期を共に過ごせたのは、深い縁があったからだろうと感じます。

画廊の方向性も、ここで決まりました。

過去の研究と、現代の創造との融合のなかで、新しいアートを生み出せる場にしたいと。

桃の木のある画廊を始めて、運命の画家に出会えて、本当に幸せでした。

貴重な資料をお貸しいただいた皆さま、ご教唆くださった皆さま、様々なご協力いただいた皆さまに、深く御礼を申し上げます。